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パソツクはやめとけは本当?口コミや評判と実際のサービスについて調査してみた

「パソツク」で検索すると、候補に「やめとけ」「怪しい」「評判」と並びます。

新興のゲーミングPC販売店が警戒されるのは、当然のことだと思います。名前を聞いたことがなく、調べても情報が出てこないのですから。

実際のところどうなのか。言われている理由を整理したうえで、サービス内容を一つずつ確認しました。

「やめとけ」と言われる理由

最初にここを正面から扱います。理由は大きく3つあると考えています。

1. 中古PCへの不安がそのまま乗るから

中古パソコンは当たり外れがあるもの、という認識が一般的です。パーツの使用歴が分からない、いつ壊れるか読めない、保証が短い。この不安は特定の店の評判とは関係なく、「中古」という言葉に最初からついてきます。

裏を返せば、確かめるべきなのは検品の中身と保証の条件です。パソツクがそこをどう示しているかは、このあとの検品と保証で見ていきます。

2. 情報が少ないから

大手と違って、第三者のレビュー記事や口コミがほとんどありません。調べても情報が出てこない店は、それだけで不安になります。

「やめとけ」は、悪い評判が集まった結果というより、判断材料が足りないことへの警戒として出てきている側面が強いと思います。

3. 検索候補の仕組み

「やめとけ」「怪しい」は、店名と組み合わせて検索されやすい定型句です。大手のショップ名で検索しても、同じように候補に出てきます。

検索候補は「その言葉で検索した人がいた」ことを示すだけで、悪い評判が実際にあることを意味しません。むしろ知名度が低い店ほど、不安から調べる人が多くなり、候補に残りやすくなります。

リグ先生

「やめとけ」で検索して、実際に何が書いてあったか確認した?

ユキ

……候補に出てきたから、それで不安になっただけかも。

リグ先生

よくあることだよ。候補に出る=悪い評判がある、ではない。見るべきは、検品と保証の条件が公開されているかどうかだね。

パソツクとは

ゲーミングPCのBTOショップです。ゲーミングPC販売会社での7年間の経験をもとに立ち上げた、小規模な店です。

販売方式は3つ

何を買うのか 価格の目安
① BTOショップ 検品済みパーツで自社が組み上げた完成モデル 約9万〜30万円
② パソツクビルダー 約2,500点のパーツから自分で構成を組む 59,874円〜
③ 中古販売 他社ブランドの完成品をそのまま販売 6万円台〜

①②は、検品したパーツから自社で組み上げて売るサービスです。どちらも後ろで詳しく書きます。

③は、GALLERIA、mouse/NEXTGEAR、FRONTIER、LEVEL∞、Lenovo などが並ぶ枠です。こちらも検品を通したうえでの販売ですが、在庫は1点もので回転も速く、確認した時点では掲載8台すべてが売り切れでした。

販売以外もやっている

買取、パソコンの無料回収、法人向けのデータ消去まで自社で行っています。買取は送料・返送料・振込手数料がすべて0円で、値段がつかないパソコンは無料で引き取ってもらえます。買い替えのときに、古い1台の処分先を別に探さなくて済みます。

法人向けには、LLMを回すような業務用途のマシンにも対応しているとのことです。

古物商許可(千葉県公安委員会)を取得したうえで営業しており、運営者名・所在地も公開されています。

ユキ

企業向けにLLMを回すワークステーションまで請け負ってるんだ。ちょっと驚き。

リグ先生

個人がゲーミングPCを買うぶんには直接関係ない話だけどね。そういう用途に耐える基準で組んでいるという見方はできるよ。

パソツクのメリット

主力である2つのサービスごとに整理します。

■ BTOの強み

1. 電源とPCケースは新品

中古PCを選ぶうえで一番影響が大きい部分です。商品ページに明記されています。

部位 新品/中古
電源ユニット 新品
PCケース 新品
CPU・GPU・メモリ・ストレージ・マザーボード 検品済みの中古良品

中古PCで一番こわいのは電源です。他のパーツは、検査で劣化の具合を数字にして「まだ使えるか」をある程度は線引きできます。ところが電源は、その線引きがしにくい部位です。見た目も動作も正常なまま、ある日いきなり落ちることがあります。しかも巻き添えで他のパーツを壊すことがあります。

つまり電源は、検査を厚くしても不安が残りやすい部位です。そこを検査ではなく新品で解決している、という順序になっています。

その電源が新品で、しかも80PLUS BRONZE認証の650Wが載っています。ケースも新品なので、前の持ち主の汚れやホコリを引き継ぎません。

「壊れたら困る部分は新品、性能を出す部分は中古で安く」という割り切り方です。価格に跳ね返らせずに中古PCの弱点を潰しにいく構成になっています。

ユキ

中古なのに電源とケースだけ新品って、ちょっと中途半端じゃない?

リグ先生

逆だよ。他のパーツは検査で劣化を測れるけど、電源はそれが測りにくい。前触れなくばったり落ちることがあるからね。だから検査で粘らずに新品で片づけている。

2. 検品の中身が数字で公開されている

「動作確認済み」とだけ書く店は多いですが、パソツクは工程を具体的に出しています。

対象 検査内容
CPU Cinebench を5回連続実行し、処理速度・温度を確認
GPU OCCT のベンチマークを12時間連続実行
メモリ MemTest でエラーの有無を確認
ストレージ CrystalDiskInfo で健康状態を確認
マザーボード 未使用のスロット・端子まですべて動作確認
組み立て後 3Dゲームを想定した高負荷で24時間の連続稼働テスト

GPUに12時間、組み上げてからさらに24時間。使用ツール名と時間まで書いている店は多くありません。

とくに効いてくるのがストレージの健康状態と、マザーボードの未使用スロットまで確認している点です。後者は「あとからメモリやSSDを増設したら、そのスロットが死んでいた」という中古特有の事故を防げます。

検品の最後に問題が見つかった場合は、納期の延長か全額返金を選べる形になっています。

3. 届いたらすぐ使える。カスタマイズも選べる

組み立て、動作確認、Windowsのインストールまで済ませた状態で届きます。電源を入れればWindowsの初期設定から始められるので、PCを組んだ経験がなくても問題ありません。

注文時にCPUクーラー(空冷/簡易水冷)、メモリ、SSD容量、ストレージ追加、ケースカラーなどを選べます。素の構成で買うか、必要なところだけ盛るかを自分で決められます。

同梱されるのは本体と電源ケーブルです。モニター・キーボード・マウスは、フルセット商品を除いて含まれません。

4. 遊べるフレームレートが先に分かる

商品ページに、主要タイトルのフレームレート目安が載っています。たとえば Ryzen 7 5700X × RTX 5060 の構成では、フルHD・中設定で VALORANT 331FPS、Apex 243FPS、フォートナイト 151FPS といった具合です。

スペック表だけ見せられても実感が湧きませんが、遊びたいタイトルの数字が出ていれば判断できます。

■ ビルダーの強み

5. 中古パーツを1点ずつ選んで組める

これがこの店でいちばん特徴的なサービスです。約2,500点の中古パーツの中から、自分で組み合わせて注文できます(2026年9月時点)。

進め方は3つから選べます。

進め方 内容
自分で入力する 予算と用途を入れると、その場で最適な構成を計算
AIと相談して決める 希望を話すと、AIがその場で構成を提案
担当者に相談する LINEでスタッフが一緒に構成を選ぶ

予算は1円単位で指定でき、用途は「ゲーム」「クリエイティブ」「事務・普段使い」「バランス」から選びます。ケースも7種類以上から選択可能です。

組んだ構成は互換性が自動で判定されます。 自作で一番こわいのは「買ったパーツが合わなかった」ですが、そこが先に潰されます。

6. 初心者も玄人も使える設計

同じ画面が、知識量の違う2種類の使い方に対応しています。

  • 初心者は、予算と用途を入れるだけ、あるいはAIに話すだけで構成が出てくる
  • 玄人は、提案された構成からパーツを1点ずつ吟味して差し替えられる

「おまかせで組む」と「細部まで自分で決める」が同じ画面で両立しています。自作はしたいが相性が不安、という場合の選択肢になります。

中古パーツと新品パーツを組み合わせるハイブリッド構成で、リリースから1週間で700構成が作られたとのことです。

ユキ

選んだパーツって、自分で組み立てるの?

リグ先生

いや、組み立ては店がやってくれる。自分で決めるのは構成だけだよ。

パソツクの注意点

1. 標準保証は90日。延長は購入時のみ

保証期間は標準90日です。新品のBTOが標準1年であることを考えると、短く感じるはずです。

180日・1年への延長はできますが、選べるのは購入時だけで、あとから付け足すことはできません。弱点というより、買うときに決め忘れないことが実質的な注意点になります。

2. 規模が小さく、電話の受付時間が限られる

電話の受付は10:00〜17:00に限られ、24時間対応の窓口はありません。深夜にトラブルが起きてもその場ではつながらないので、24時間サポートを重視するなら弱点になります。

価格・コスパはどう?

中古である以上、同じ性能なら新品より安くなるのが前提です。その前提のうえで、パソツクの価格の見え方を整理します。

総額が読みやすい

表示価格に、組み立て・動作確認・Windowsのインストール・基本保証がすべて含まれています。送料も全国無料です。つまりカートに入れた金額がそのまま総額になります。

中古PCは本体が安いぶん、送料や初期設定費が乗ると割高感が出ます。そこが最初から含まれているのは、比較するうえで分かりやすい点です。

加算されるのは、保証を180日・1年に延長した場合だけです。

価格表から逆引きできる

公式サイトにはCPUとGPUの組み合わせ別の価格表があります。「RTX 5060を積むなら最低いくらか」を先に把握してから、予算に合うCPUを選ぶ、という探し方ができます。

在庫のある商品だけが載る仕組みなので、表に出ている価格は実際に買えるものです。

ビルダーは在庫が動く

①のBTOショップは定番構成として継続的に並ぶので、急かされずに比べてから買えます。

一方②のビルダーは、公式も「在庫はリアルタイムで変動する」「購入手続きの途中で在庫が確保できないことがある」と事前に警告しています。パーツ単位で1点ものなので、気に入った構成が出たらその場で決める前提で使うものです。

保証・サポート体制

ここが中古PCを買ううえで一番重要な部分です。条件を整理します。

項目 内容
標準保証 90日(購入時のみ延長可/180日 +3,000円・365日 +7,000円)
保証の起算日 商品を受け取った日
保証期間内の費用 往復送料・部品代・工賃すべて店負担
対応方法 修理が基本。困難な場合は同等以上への交換、それも難しければ返金
修理期間の目安 到着から返送まで7〜10日程度
保証期間外 有償(往復送料+パーツ代+工賃1,850〜8,800円)
点検・見積り 無料。見積り後のキャンセルも返送のみで無償

対象外になる主なケース

  • 水没・落下・衝撃による故障
  • 天災、異常電圧、停電に起因する故障
  • 改造・分解、オーバークロック、不適切な増設
  • 商品ページであらかじめ記載していた外観のキズや使用感
  • 仮想通貨のマイニングなど、常時全負荷での運用に起因する故障
  • 空調のない環境や、吸排気をふさぐ設置による熱が原因の故障

問い合わせ窓口

窓口 受付
電話 10:00〜17:00
LINE 随時
メール 24時間受付・順次返信
ユキ

90日って、やっぱり短くない?

リグ先生

新品と比べれば短いね。ただ中古の初期不良は最初の数週間に集中するから、90日でも一定の意味はあるよ。

ユキ

でも1年にしたら、けっこう取られちゃうんじゃない?

リグ先生

180日で+3,000円、1年で+7,000円。16万円の機体なら、1年にしても4%ちょっとだよ。

ユキ

あれ、思ったより安い。

リグ先生

延長保証は本体価格の○%で決まることが多いからね。本体が安いぶん保証も安く収まる。
ただし後から付けられないから、買うときに決めること。

こんな人にオススメ!

BTOが向いている人

  • 予算を抑えてゲーミングPCを始めたい人。構成が決まった状態で並んでいるので、比べて選ぶだけで済みます
  • 中古の「当たり外れ」が不安な人。電源とケースが新品で、検品の中身も公開されています
  • 周辺機器を持っていない人。モニター・キーボード・マウス込みのフルセットがあります

パソツクビルダーが向いている人

  • 自分で組んでみたい人。約2,500点から選べて、互換性は自動で判定されます
  • 構成の決め方が分からない人。予算と用途を入れるだけ、AIに相談するだけでも形になります
  • こだわりたい人。提案された構成から、パーツを1点ずつ差し替えられます

そのほか

  • 古いパソコンの処分に困っている人。買取は手数料0円、値段がつかないものは無料回収です
  • 特定のブランドの機種が欲しい人。中古販売の枠に出ていれば、大手の完成品を安く買えます

逆に、24時間つながるサポートが欲しい人には向きません。

実際の評判・口コミ

ここは正直に書きます。

第三者による口コミは、現時点でほとんどありません。 比較サイトや口コミサイトに大量の投稿があるわけではなく、公式サイトのレビューも人気モデルで6件という規模です。まだ始まったばかりの店なので、当然といえば当然です。

つまり「評判を大量に集めて判断する」という方法が、まだ使えない段階にあります。これは事実として受け止めてください。

実際に投稿されているレビュー

数は少ないものの、中身は読めます。人気モデル(Ryzen 7 5700X × RTX 5060)の評価は★4.50/6件、内訳は★5が67%、★4が17%、★3が17%。★2と★1はゼロです。

良かったという声

起動は早く音も静かです。pcの側面が透明で中が見えてるとこがカッコいいです。このスペックでこの価格は他所では買えないと思います。(息子に購入した方)

取引後もスムーズでパソコン自体も申し分なくいい買い物をしたと思っています。

気になったという声

9月10日に入金 15日に到着 連絡はあったが到着が遅かった。性能 見た目 商品には満足です。

開封時、オプションで購入した無線LANが同梱されていなかった為、電話した所、早急に対応頂き送って頂けました。初日ネットにつなげなかった残念感はありました。

低い評価の中身を見ると、製品そのものへの不満ではなく、納期や同梱漏れといった運用面に集中しています。しかも同梱漏れの件は、電話後すぐに対応されたと書かれています。

口コミが少ないときに何で判断するか

公開されている条件そのものだと考えています。

判断材料 確認できること
検品の内容 使用ツール名と時間まで具体的に公開されているか
新品/中古の切り分け どのパーツが新品でどれが中古か明記されているか
保証の範囲 何が対象で、送料は誰が負担するか
保証の除外条件 何が対象外か明記されているか
運営者情報 屋号・所在地・古物商許可番号が出ているか
修理の費用 保証期間外の工賃が金額で示されているか

条件を曖昧にしたまま売る店もある中で、これらが具体的な数字で書かれているかどうかは、口コミの代わりになる判断材料になります。

そのうえで、口コミが少ないこと自体がリスクであることは否定しません。 そこで、運営の方に直接聞いてみることにしました。

運営者に直接聞いてみた

口コミが少ないなら、直接取材交渉!ということで、パソツクの運営の方に取材を申し込みました。

聞き手は当サイトのユキが担当します。想像していたより、ずっと気さくな方でした。

なお、この取材に対価のやり取りはありません。また、以下の回答は運営の方の説明であり、当サイトで実機を検証した結果ではない点は先に断っておきます。

検品時間はどうやって決めたんですか

ユキ

GPUに12時間、組み立て後にさらに24時間って、数字だけ見るとすごく長いですよね。これってどうやって決めたんですか?

パソツク

実際にゲームを長時間した際の挙動を確認しています。温度はもちろんのこと、細かな画面の揺れや、冷却ファン・電源に異音がないかを動かしながら都度チェックしています。

ユキ

えっ、テストを自動で回しておしまいじゃないんですね。

パソツク

ずっと張り付いているわけではないですよ。ちょくちょく見に行って確かめる、という感じですね。

ここは意外でした。数字を取るだけでなく、稼働中の様子を人が定期的に見に行っているということです。

「細かな画面の揺れ」や「異音」は、ベンチマークソフトのスコアには出てきません。数字上は合格でも、実際に使うと気になる個体はあります。そこを人の目と耳で拾っているわけです。

検品で落ちるパーツは何が多いですか

ユキ

その検品で落ちちゃうパーツって、何が多いんですか?

パソツク

完全な中古ですと、電源ユニット関連の不良が多いです。電源ユニットはかなり劣化に左右されるものなので、安定してご利用いただくために新品を使用しています。

ユキ

中古にした方が安く売れるのに、そこはあえて新品にしてるんですね。

パソツク

電源ユニットは安定性のためですね。
あと時々によりますが、CPUクーラーやCPU・グラフィックボードも、お客様からのご依頼があった際に新品でご用意させていただいたり、ご提案をしています。気になるパーツがあれば連絡が欲しいですね。

「かなり劣化に左右される」から新品にする。ここが電源だけ扱いが違う理由です。他のパーツは検査で状態を数字にできますが、電源はそれが効きにくい。検査を厚くして粘るのではなく、素直に新品に置き換えるという判断です。品質を売りにするための演出ではなく、現場で不良を見続けた結果としてそうなった、という順序でした。

そしてここで新しい情報が出ました。電源以外のパーツも、相談すれば新品で用意してもらえるそうです。サイト上には書かれていないので、聞かないと分かりません。「中古は不安だけど価格は抑えたい」という場合、どこを新品にするか相談するという買い方ができることになります。

パソツクビルダーはなぜ作ったんですか

ユキ

ビルダー、かなり手間のかかる仕組みだと思うんですけど、なんで作ろうと思ったんですか?

パソツク

自分で組み立てられるのって楽しいじゃないですか。
自分の納得いくスペックを組み立てて購入まで行けるサービスがなかったので、気づいたら作っちゃいました。

ユキ

気づいたら作っちゃった(笑)

中古パーツを1点ずつ在庫管理して、互換性を判定して、購入まで通す。相当な手間がかかる仕組みを「楽しいから」で作っているわけです。

AI相談機能を入れた理由は

パソツク

AIに聞いて購入するっていうのは、当たり前になってきましたからね。
お客様の反応というのは、実はこちらからは見れないんですよね。プライバシーの一環として情報収集等は行っていないので、自由に使っていただけたらと思っています。

ユキ

え、相談した内容って残らないんですか。

さらっと言われましたが、ここは評価していい部分だと思います。導入したなら分析に使いたくなるのが普通なので、あえてログを取らないという判断はあまり聞きません。

ただしこれは運営の方の説明であり、当サイトで確認したわけではありません。気になる場合は、利用前に本人に聞くのが確実です。

どんな構成が人気ですか

パソツク

20万円前後の構成が多いですね。現行の5060Tiや5070がかなり人気で、そのほかにも3060Tiや4060Tiを選んでいる人もいます。そのうち人気構成ランキングを作ってもいいかなと思っています。

20万円前後が中心、というのは中古としては高めの帯です。最安を狙う人ばかりではなく、そこそこ良いものを安く買いたい層が集まっていることになります。

現行世代が人気な一方で、3060 Ti や 4060 Ti のような一世代前を選ぶ人もいる。予算と性能のバランスを自分で決められるのが、ビルダーの使われ方なのだと思います。

中古ゲーミングPCのイメージについて

最後に、この記事のタイトルそのものを聞きました。

ユキ

中古って「壊れやすい」「ゲームができない」って思われがちですよね。そこはどう考えてますか?

パソツク

壊れやすいとか、ゲームができないなんてことはないんです。
もちろん、やりたいゲームがかなり重たいスペックを要求するものなら話は別ですけど、基本的なゲームは、昔のグラフィックボードやCPUでも快適に動きます。
ただ、昔のパーツといっても限度がありますから……。

ここは大事な線引きだと思います。「中古なら何でもいける」とは言っていません。

実際、よく遊ばれている競技系のタイトルは軽い部類です。VALORANT、Apex、フォートナイトあたりは、数世代前のGPUでも高いフレームレートが出ます。重いのは最新のAAAタイトルや高解像度・高設定を狙う場合で、そこを求めないなら中古で十分成立するというのが実態です。

そのうえで「限度がある」が指しているのは、まず世代が古すぎるものはさすがに厳しいということです。数世代前までなら現役で通用しても、そこから先は要求スペックに届かなくなります。

もう一つは、すべてのパーツが中古で構成されたものには、相応の検査が要るということだと思います。

前半で「完全な中古ですと電源ユニット関連の不良が多い」という話が出ていました。性能が足りるかどうかと、そのパーツが無事かどうかは別の問題です。前者は世代で判断できますが、後者は調べないと分かりません。

パソツクが電源を新品にして、検品に何十時間もかけているのは、まさにこの後者を潰すためです。古いパーツでもゲームは動く。ただし、動くことと壊れないことは違う——そういう話だと受け取りました。

ユキ

じゃあ、なんで中古の印象ってこんなに悪いんでしょう。

パソツク

オークションサイトやフリマサイトなどを見ると、かなりひどいスペックも多いので……。そういうのを見ちゃうと、印象下がっちゃいますよね。

ここは買う側にも関わる話です。「中古ゲーミングPC」と呼ばれているものの中には、性質のまったく違う2つが混ざっています。

個人間取引(フリマ・オークション) 専門店
検品 なし(出品者の自己申告) 店が実施
保証 基本なし あり
ゲーミングPCとしての妥当性 判断は買い手側 店が構成を組んでいる
トラブル時 自己責任 窓口がある

ゲーミングPCとは呼べない構成のものが「ゲーミングPC」として出品されていることは、実際によくあります。そういうものを何度か見れば、中古全体への不信になるのは自然です。

買う側にできるのは、自分が今どちらを見ているのかを分けて考えることです。同じ「中古ゲーミングPC」でも、検品と保証があるかどうかで前提がまったく変わります。

ユキ

最後に、これから買う人に伝えたいことはありますか?

パソツク

安心して使えるゲーミングPCを安く。それをモットーに、これからも頑張ります。

ユキ

ありがとうございました! 同じ「中古」でひとくくりにしてたかも、って思いました。

購入方法・買い方の流れ

1. 構成を決める

3つの探し方があります。

方法 向いている人
商品一覧から選ぶ 構成を見て自分で判断できる人
予算から選ぶ 「15万円以内」など上限が決まっている人
パソツクビルダー 何を選べばいいか分からない人

遊びたいゲームのタイトルから選ぶ方法もあります。VALORANT、Apex、フォートナイト、モンスターハンターワイルズなど、タイトル別の推奨構成が用意されています。

2. 保証期間を選ぶ

カートに入れる段階で、90日・180日・1年から選びます。ここが唯一のタイミングです。あとから延長はできません。

3. 支払い方法を選ぶ

方法 内容
クレジットカード VISA/Mastercard/JCB/AMEX/Diners/Discover。分割・リボ可
コンビニ決済
あと払い(Paidy) アプリから分割払いが可能(本人確認が必要)
PayPay 購入後にアプリの「あとから分割」で変更可
メルペイ

決済はShopifyとKOMOJUを通して処理され、店側がカード番号を保持することはありません。

4. 納期を確認する

納期は商品ごとに異なり、各商品ページに記載されています。急ぎの場合は注文前に問い合わせると、そのときの状況を教えてもらえます。

5. 届いたら動作確認

組み立て・動作確認・Windowsのインストールまで済んだ状態で届きます。電源を入れればWindowsの初期設定から始められます。

届いたらすぐに動作確認をしてください。 初期不良の申告は早いほどスムーズです。また、梱包材は保管しておくことをおすすめします。修理で送り返すときに必要になります。

まとめ

  • 「やめとけ」の主因は、中古であることと第三者の口コミが少ないこと。悪評が集まった結果ではない
  • 主力はBTOショップとパソツクビルダー。どちらも検品したパーツから自社で組み上げる
  • 別枠で中古販売(他社ブランドの完成品)もあり、価格だけなら一番安い。こちらも検品済み
  • BTOは電源とPCケースが新品。電源は検査で劣化を測りにくい部位なので、新品なのは大きい
  • 検品はGPUに12時間、組み立て後さらに24時間。使用ツール名まで公開されている
  • ビルダーは約2,500点の中古パーツから1点ずつ選べる。互換性は自動判定
  • 保証は標準90日(180日・1年へ延長可、購入時のみ)。期間内は往復送料まで店負担
  • 送料全国無料。表示価格に組立・Windows導入・基本保証まで含まれる
  • 弱点は保証期間の短さと電話が10〜17時のみであること
  • 口コミが少ない段階なので、判断材料は公開条件そのものになる
  • 取材で分かった点として、気になるパーツは相談すれば新品に変更できる

結論として、「やめとけ」の根拠は見つかりませんでした。

ただし「中古ゲーミングPCは安心」と言い切るつもりもありません。検品も保証もないものと、店が検品して組んだものが、同じ「中古」という言葉でひとくくりにされているのが実情です。だからこそ、買う前に検品と保証の条件を自分で確かめる必要があります。

中古PCは「安いかどうか」より「買ったあとどうなるか」で選ぶものだと思っています。その意味で、検査で劣化を測りにくい電源は、粘らずに新品へ置き換えるという線の引き方は、信用していい部類だと感じました。品質をうたう店は多くても、どこを検査でカバーしてどこを諦めたのかまで説明できる店はそう多くありません。

まだ始まったばかりで、情報が少ないぶん不安に見えるのは確かです。ただ、条件は具体的に公開されていますし、聞けば答えてもらえます。不安なら、買う前に一度連絡してみるのが早いと思います。

おすすめのスペック・モデル

最後に、実際に販売されている中から価格帯ごとに3台を挙げます。

予算重視

ミドルモデル ゲーミングPC(Ryzen)

ミドルモデル ゲーミングPC(Ryzen)

118,000円税込

送料無料/組立・Windows導入済み

10万円台前半でRTX 3060 Tiを積んだ構成。フルHDで遊ぶなら十分な性能で、価格を最優先するならここが起点になります。新品のBTOでこの価格帯を探すと、GPUはもう一段下のクラスになりがちです。

CPURyzen 5 4500
GPUGeForce RTX 3060 Ti
メモリ16GB DDR4
ストレージ480GB SSD
公式サイトで見る
一番人気

ゲーミングPC(AMD)/ Ryzen 7 5700X・RTX 5060

ゲーミングPC(AMD)Ryzen 7 5700X・RTX 5060

158,800円税込

週間ランキング1位/送料無料

8コアのRyzen 7に、最新世代のRTX 5060を組み合わせた構成。GPUが新しい世代なので、この先のタイトルにも対応しやすいのが強みです。売れ筋という点でも、まずここを基準に前後を見るのが分かりやすいと思います。

CPURyzen 7 5700X(8コア/16スレッド)
GPUGeForce RTX 5060
メモリ16GB DDR4
ストレージ480GB SSD
公式サイトで見る
周辺機器まで揃える

ゲーミングPC フルセット / Ryzen 7 5700X・RTX 5060

ゲーミングPC フルセット Ryzen 7 5700X・RTX 5060

178,800円税込

モニター・キーボード・マウス込み/送料無料

上の構成に周辺機器が付いたセット。差額2万円でモニターまで揃います。今までゲーム機しか持っていなかった人が、届いたその日から遊べる形です。周辺機器を別々に買い集めるより手間も費用も抑えられます。

CPURyzen 7 5700X
GPUGeForce RTX 5060
メモリ16GB DDR4
ストレージ480GB SSD
付属モニター・キーボード・マウス
公式サイトで見る
ユキ

どれも似たような値段に見えるけど、選び方が分からない。

リグ先生

遊びたいタイトルから逆算するといいよ。商品ページにフレームレートの目安が出ている。予算が余ったら、GPUを上げるより保証を延ばすほうだね。


参考にした情報

※価格・保証内容・在庫は変更される場合があります。購入前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。(調査日:2026年9月24日)

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